断熱・結露対策
断熱化について
昔は夏での死亡率が高かったといわれています。
食中毒が多く発生していたのが原因といわれています。
現代では冷蔵庫の普及や食品の保存はかなり改良されていまして、
明治時代以降、夏の死亡率が低下して
冬の死亡率が逆転しています。
現代では冬での家庭内の事故は非常に多い数になります。
特に注目すべき事故の内容は溺死、転倒、窒息がおおく
夏の時期に比べると数は多くなります。
これらの事故はヒートショックをはじめとした
室温の環境から原因と考えられています。
実際にある研究より
非断熱の家から断熱性のある家に引っ越した場合
気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、関節炎などが
患者の60~80%が改善されたという研究報告がありました。
部屋(家)を暖かく保つ断熱化は冬の死亡率の低下や
健康維持に非常に大切であります。
ここで
皆様ご存知でしょうか?
実は熱の出入りがもっとも大きいのは
開口部である、窓やドアとなります。
*参考に他の箇所からの割合は
夏の熱が入り込む割合 外壁から13% 換気から5% 屋根から9%
冬の熱が逃げる割合 外壁から19% 換気から17% 屋根から6%
数字から見ますとほとんどが窓。
断熱を改善したい場合はまず窓の改善がもっとも有効です。
弊社でご提案させていただきます
断熱リフォームは
- ① 真空ガラス・エコガラスへの入替
- ② 内窓の新設
- ③ 内側へのスクリーン設置
となります。
結露に関して
結露とはどのようにして起こるのか、
冬の寒い日の窓ガラスのほかに
夏の暑い日、冷たい飲み物のグラスにつく水滴。
雨の日の車のフロントガラスなどなど、
結露のメカニズムは
簡単に言いますと、暖かく湿った空気が冷たいものに触れると発生する現象です。
先ほどの例3件も状況的には当てはまります。
空気中の温度が高ければ高いほど水蒸気を含む性質があります。
それが冷やされることによって空気中の水分が発生いたします。
それならば対策としては
・室内の温度を高く保つようにする。
・湿った空気をつめたい箇所(窓)に触れさせない。
・湿度を調整する。
などが該当いたします。
結露は状況しだいで必ずなくせるものではありませんが、
部屋の断熱化をはかり、
換気を含めた湿度のコントロールをすることによって
結露を軽減することができます。
先に述べました断熱リフォームが
結露対策にもつながります。