内側へのスクリーンの設置
以前、国の政策で住宅版エコポイントがありましたが、
その際に、内窓の設置、断熱ガラスへの交換、断熱窓への入替えが
対象となっていましたが、
このエコポイントの対象には外れてしまっていましたが、
断熱を高める際に非常に融通性のある商品がございました。
それはセイキ販売のハニカムサーモスクリーンであります。
見た目は、よく窓設置してありますブラインドに似ていますが、
羽の素材はポリエステル不織布で
ダブルハニカム(蜂の巣構造)による空気層を持つことにより
断熱効果を発揮します。
*不織布(ふしょくふ)とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの。
素材的には断熱性に優れているほかには、
吸湿・吸水性が少なく、濡れても乾きが早い
かび、虫、バクテリアに強く、防腐性に優れている。
UVカットもでき家具や床の日焼けを防ぐことができます。
内窓やガラス交換との違いとしては、
内窓・ガラス交換は、
設備として設置しますので、
不要な場合は気軽に取り外しができないデメリットがあります。
こちらのハニカムサーモスクリーンは
ブラインドと同様な構造のため、
取り外しはしませんが、
不要な場合は巻き上げてしまっておけば、
設置前の状態に近づけることができます。
これで夏と冬のバランスを気軽に対応できる
優れものであります。
性能こそ内窓・ガラス交換には及びませんが、
既存の住宅がすでに断熱性のが高いお客様で、
より断熱を高めたいお客様には
お勧めの商品になります。
下の図は、メーカーが出している断熱性能の比較表になります。
試算値と次世代省エネ基準に元づく数値となります。